目の前が歪んだ話
この間初めてクズの本懐というアニメを見ました。
元々タイトルは知っていたんですがなかなか見る機会がなく、たまたま早朝に目が覚めたので朝5時から一気見しました。
一言で言うなら衝撃でした。
純愛もののアニメや漫画が好きでよく見たり読んだりしてたのですがどれも真っ直ぐな純愛で、迷い、苦しみ、歪んだ純愛なんて考えたこともなかったので衝撃かつ、新しい体験をしました。
見終わってから数日間は世の中が歪んで見えました。
こういう見方もあるよなと新たな知見と性癖を得た感じです。
正直見る前は重めの不純ストーリーだと思ってたんですよ。
でも最終話見終わった時
「あ、これは純愛なんだ。カタチが違うだけで思いは同じなんだな。」
って言うのに気がついてめちゃくちゃ面白いなって思いました。
純愛が故に歪んで、苦しみ、自他共に傷つきながら前に進む姿が自分の中で新しかったです。
作品自体の原作は漫画で、1巻の初版は2013年とかだったけど全然そんな時代を感じられないし、むしろこれだけの年月が経っているのに似たような作品がなかなかないのも魅力的でした。
アニメを見終わり、速攻ハマり、原作を大人買い。(新刊はもうなかなか入荷がなかったので中古で良さげなの)
今半分まで来たけど読む度頭が痛いです。
追記
最終巻(9巻)まで読みました。
9巻とにかくよかったです。
クズの本懐読んでると生きたくなります。
(全8巻で9巻に番外編があるんですけど1〜8巻の値段より9巻1冊の値段の方が高かったです)
こういう人生もいいなって思います。
何も無い普通の真っ直ぐな人生より、色々寄り道したり、ちょっと愚かなことをしてみたりする人生に少し憧れがあったりもします。
深夜のファミレス、ラブホのシャンプーの匂い。
知らない世界を知りたい。
原作を読んで思ったのは言葉のチョイスがすごい良いです。
すごい人間の想いと欲求について考えさせられる作品でした。
(後書き読んだんですけどまさに思春期って感じです、思春期すごい)
そういうのダメじゃない人は1回見て欲しいです。
映画もそうなんですけど結構内容に影響されるタイプなので普通に内容によって数日気分が落ち込んだりします。
今回のは視野が広がった気がします。
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今期おもろかったアニメまた紹介します。
ブログのペース不定期すぎるけどその分いっぱいツイートするので許してください。