音我苦
DTM(Desk Top Music)面白いんですよね。
中学時代吹奏楽部で音楽をかじった身からするとほんと自由で、常識みたいなのをガン無視してくるからほんとに面白い。
曲として成り立つ最低限の常識を守りつつそれ以外は自由で、「こんなことしていいのか」みたいなこと多くて面白いです。
先日とあるDTMの曲が4分の17拍子ということを知りました。
1小節に4分音符(♩)が17個入るという意味ですね。
ほんとうに意味がわからないです。
1小節めちゃくちゃでかくなるし、指揮なんてどうやって振るねんって。
どうしても譜面に起こす目線で見てしまいます。
でも恐らくどこにもないであろう4分の17拍子のおかげで、どこにもない曲が生まれてるのでとても面白いです。
音楽に限ったことじゃないんですけど、なんにでも正解を求めてしまいます。
音楽で例えるならば、作曲した人が指揮を振ったものが正解などと。
なのでその他の人の演奏を聴くと、違和感を覚えてしまうんですよね。
音楽ってやっぱり性質上センスだったり感性の部分が大きいと思うんですよね。
楽譜あんま読めないけど雰囲気とノリで演奏してる人の方が表現や解釈上手かったり。
特に感性に関しては曲の解釈にとても重要でそれがあるかないかで曲の雰囲気って変わるんですよね。
自分は感覚主義で、
「この音符の配置的に下からすくい上げるような音を出した方がいいな」
とか
「楽譜に書いてはないけどここでこの曲の最高音出るし盛り上がってくるからちょっと音量あげるか」
とか結構雰囲気で表現することが多かったです。
こんな適当な感じでもコンクールでは審査員に名指しでよかったって言われるんだから曲の雰囲気を掴むの大事です。
(この時部活にほとんど行ってなかったのにこんなこと評価シートに書かれたもんだから、同級生の部員に若干キレられました。)
理論を知ればもちろんさらに深いことが出来るんだろうと思うんですけど、それを知ると一気に面白くなるんですよね。
以前、ジブリのような和音の作り方みたいな動画を見た時に「なんだこんな単純なことじゃないか」って思ってしまい、そこから見方が変わるんですよね。
まぁ音楽がなにか魔法のようなものでできているとでも思っているのでしょう。
最近って言ってもここ1.2年で思うことは自分は演奏する側じゃないなって。
どちらかと言うときくか、指揮する側かなって。
演奏するのもいいけどそこまで真面目にできないです。
真面目にやると音我苦になります。
指導の仕方が好きじゃない人多いんですよね。
感情的になったりして指導なのか統制なのかわかんないです。
やたらむやみに返事させるのもよく分からんです。
半分キレながらよく合奏してました。
それよりも気の合う部員同士で適当に音合わせてる方が好きでした。
趣味程度にやるのが1番自分に合いそうです。
《今日あったこと》
・なし❗